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砂防

 

透過型 鋼製スリットえん提・スリットダム(日鐵住金建材株式会社)
「土石流・流木対策設計技術指針」準拠

鋼製スリットえん提 T型

鋼管製の梁材と柱材で構成された鋼製フレ-ムを、砂防えん提の非越流部コンクリ-ト間または水通し部の中間に設置されたバットレスコンクリ-ト間に配置した、透過型砂防えん提です。

また横材は、透過部断面を確実に閉塞させる機能部材で、柱から張出す構造となっております。

特徴としては冗長性(リダンダンシ-)が高く一部の部材が破損した場合でも全体の倒壊につながらない安全な構造です。また、部材が鞘管構造であるため、速やかな修復が可能です。

 

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単径間

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多径間

鋼製スリットダム B型

土石流・流木災害を未然に防ぐ高強度で経済的な透過型えん提です。

通常の中小出水に含まれる比較的粒径の細かい掃流土砂は、積極的に透過させて下流に流し、土石流発生までダム上流の貯砂容量を確保します。土石流発生時には、土石流中の巨礫や多量の土砂を捕捉し、下流への流出による災害を未然に防ぎます。

 

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鋼製スリットダムB型

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B型 土石流捕捉状況

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鋼製スリットダムB型設置風景

 

不透過型 SBウォ-ル工法(日鐵住金建材株式会社)

SBウォ-ル工法は、INSEM工法(「現地発生土」又は「現地発生土とクラッシャランと混合したもの」を主材料とし、「セメント」と「水」を混合して締固める工法)やL.U.C.工法(「クラッシャラン」を主材料とし、「セメント」と「水」を混合して締固める工法)により構築した提内部材を上下流の外部保護材(上流壁面材は軽量工矢板、下流壁面材はコンクリートブロック)で保護することにより、土石流対策えん提、砂防えん提等に要求される耐磨耗性、耐衝撃性、耐久性及び景観性を向上させ、コスト縮減および現地発生土砂の有効活用による建設環境の向上を図りながら、設計施工を合理化する工法です。

 

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しらみ沢SBウォール上流側

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しらみ沢SBウォール下流側

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道の沢SBウォール

 

ブロック積み代替 テラセル擁壁工法(東京インキ株式会社) NETIS登録:KT-090023-V

テラセル擁壁工法とは、展開したテラセル(ジオセル)に現地発生土や砕石を充填し、段積みすることで擁壁を構築し、切土のり面を保護する工法です。

 

特徴

  1. 軽量でコンパクト
    テラセルは約4kg/枚と軽量なため、容易に運搬ができます。また、コンパクトな状態で納入されるため、材料保管に広いスペ-スを必要としません。
  2. 簡単で素早い施工性
    使用する部材が少なく、施工方法も展開・充填・転圧の繰り返し作業のため、施工期間の短縮が可能です。そのため、狭小な現場や災害復旧に能力を発揮します。
    また、コンクリ-トを使用しないため、養生期間が不要で工期短縮が可能です。
  3. 様々な中詰材の使用が可能
    ハニカム構造のため、中詰材を拘束することで現地発生土や砕石等の様々な中詰材を状況に応じて使用できます。
  4. 現地に応じた高い適応力と柔軟性
    壁面勾配1:0.1~1.0で壁高8mまでの高さに対応可能で、現地の状況に合わせた曲線部の施工や勾配の変化も容易に対応できます。
    また、フレキシブルな材料のため、基礎コンクリ-トが不要で、ある程度の地盤の不等沈下にも追従します。
  5. 緑化が可能
    植生可能な中詰材を使用することで、セットバックした部分への植生工や在来種の飛来による緑化ができます。

 

施工事例

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