橋梁代替工法
テクスパン工法 NETIS登録:CB-980117-V
テクスパン工法は、フランスで開発された2分割式のプレキャスト・アーチカルバート工法です。鉄筋コンクリート製のアーチ部材を左右交互に組み合わせることで空間を作り、この上に盛土をすることでカルバートや橋梁の代替えにすることができます。
プレキャスト部材の組立てなので施工が簡単で早く、また2分割式アーチ構造と独自の接続方法により、薄いコンクリート部材でも、高い土被りや大きな内空のカルバートに適用することが可能です。
コンスパン工法 NETIS登録:CG-020004-A
コンスパン工法は、アメリカで開発された橋梁代替えのためのカルバート工法です。コンスパン(アーチ型のプレキャスト・コンクリート部材)を、1対の現場打ち基礎の上に載せ、この上に盛土をすることで橋梁の代替えにします。プレキャスト部材の組立てなので施工は簡単です。また、独自のアーチ形状は見た目にも美しく、周辺環境によくとけこみます。
コンパクトブリッジ
一日で架設、即日通行が可能です。
安全:生活道路、通学路等に架かる歩道が確保されていない小さな橋梁の安全性向上を目指した製品です。
簡単:軽量なアルミ製床版を既設橋梁(橋台)に添架させる工法であるため、大がかりな工事を必要としません。
安価:従来技術(橋台を新設する歩道橋など)に比べ、工数が少なく工期短縮と経費の大幅削減を可能とします。
適応場所:10m以下の小規模河川・用水路などに利用できます。
角太橋(角鋼管床版橋) NETIS登録:KT-050094-A
角形鋼管を用いた適用支間24m程度以下の床版橋です。
急速施工や狭隘地施工が可能な新工法で、既設橋梁の更新や市街地工事に強みがあります。
低桁高であるため、車両限界や河川断面等の桁高制限の厳しい条件で有効です。
ひとつのユニットは、角形鋼管と直行する鋼管部材の格点部分にコンクリート充填して一体化するパネル部材です。
従来の鋼構造と異なり、主要部材組立に溶接もボルト接合も使わない新構造を採用しています。
SASP橋梁
この橋梁は独自に開発したトータルコストの削減・工期短縮・施工の容易さに優れた汎用型組立橋梁です。
主な用途としては小規模河川橋梁・災害時の緊急架設・歩道拡幅よる張出歩道などがあります。また、必要に応じた活荷重により設計計算を行うため過大設計をなくすことができます。
(例:普通乗用車1台走行のみ など)