OAフロアー／鋼製床／置床

OAフロアについて

OAフロアは、床の上にネットワーク配線などのための一定の高さの空間をとり、その上の別の床を設け二重化したものです。

フリーアクセスフロア、二重床、あるいは俗に床上げなどとも言う。

名前のOAはオフィス・オートメーションの意味であり、文字通りオフィス（事務所）のほか商業施設、工場、学校などのコンピュータや多くの配線を必要とする場所に設置されています。

学校の附属施設としての体育館から自治体が管理・運営する総合体育館、柔道場や剣道場などの武道場、エアロビクス・スタジオやスポーツジムといった、民間の施設などがあります。

これら施設の床に求められている要件とは何でしょうか。

共通したものを挙げるとすれば、まず安全で競技しやくすく、そして何より使用感の良さでしょう。

そして、その性能の目安とも言うべき日本工業規格（JIS A6519）が制定され、鋼製床組の性能の標準化が図られています。

スポーツを愛する人々と共に、常に「最良の床」とは何かを考え、歩み続けて参ります。

置床は上階から生活音が伝わってきて全然落ち着かない…。

下階のために音を立てぬよう精一杯気を配らなくてはならない…。

このような環境の中で生活を送る人々が目の当たりにしている音の問題は切実です。

穏やかで緩やかな時を送るためのライフステージに容赦なく入り込む外界からの騒音は人を大変不快なものにします。

そのストレスを軽減するために、建物の設計段階においての床への防音、防振対策は今や必要不可欠な要素として、設計者からマンションを購入する人々に至るまで幅広く認識されています。