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上下水道関連

 

らせん案内路式ドロップシャフト

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下水道事業は普及促進から効率的な雨水排除や維持管理が求められるようになり、管渠における高落差工においても複雑かつ多様化傾向となりつつあります。

『らせん案内路式ドロップシャフト』は、財団法人 下水道新技術推進機構と共同開発された、効率的に高落差処理を行うことが出来る製品です。

主な特徴は、人孔の小面積化や耐久性の向上、維持管理環境の改善、幹線や貯留管への空気連行低減、トータルコストの縮減、工期の短縮、施工性の改善などが挙げられ、従来工法に比べ優位性が認められます。

 

特徴

耐久性

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  • コンクリートの劣化を防止します。
    従来の落差工処理では汚水の飛散により硫化水素が発生し、それが硫酸に変化することでコンクリートが劣化しておりました。
    強プラ製「ドロップシャフト」は、現在もっとも厳しいとされるISO規格を採り入れた日本下水道協会規格の耐酸性試験をクリアした管を使用し、さらに汚水の飛散を抑制して、コンクリートの劣化問題を解決しました。
  • 洗掘を防止します。
    下水を渦流によりエネルギーを減勢しながら滑らかに流下させ、マンホール底部及び壁面の洗掘を防ぎます。

 

維持管理環境

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  • 安定した流況を確保します。
    雨天時におけるマンホール蓋の飛散や不測の水位上昇による浸水の発生リスクを低減できます。
  • 騒音と臭気を抑制します。
    らせん案内路で渦流を発生させ、空気運行量を低減し、騒音と臭気を抑制します。
  • 人孔内を清潔に保ちます。
    従来工法ではステップの劣化や汚水の飛散、汚物の堆積により人孔内を点検することが困難でした。
    「ドロップシャフト」は汚水をすべてシャフト内で落下させる為、人孔内点検及び維持管理作業の効率化を実現しました。

経済性

  • 優れたパフォーマンスでトータルコストを縮減します。
    マンホール面積を小さく単純化できるとともに、工期の短縮とコスト縮減を可能にします。

 

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ドロップシャフト狭小地対応埋め込み型

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狭小地・コスト低減・障害物有りで埋め込み式のみ採用可能であれば・・・

 

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狭小地対応ドロップシャフトのご提案

 

鋼管等の外管内にドロップシャフトを入れて外管との隙間をエアモルタル等で充填し、埋め込み式を採用(従来の50%以上スペース縮小)

 

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管搬入状況

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管挿入架台

 

合成木材(FFU)・FRP製

天然木材のすぐれた特徴をプラスチックで実現したのが軽量耐食構造材"FFU"。

木材の風合いをもち加工もしやすい。しかも強いのに軽く、腐食することもない画期的な合成木材です。

 

特徴

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  • 分野を問わない適応力でニーズにお応えします。
    強度や特性上の問題から構造材として用途が制限されがちだった合成木材。
    そうした問題点を解決し、プラスチック発泡体の概念を打ち破った画期的な新素材がエスロンネオランバーFFUです。天然木材の風合いをもち、しかも軽くて強く、腐食もしません。
    FFUは天然木材に替わる素材としてあらゆる分野で使用され、自然環境保護にも役立ちます。
  • FFUの構造
    エスロンネオランバーFFUは熱硬化性樹脂発泡体(硬質ウレタン樹脂)をガラス長繊維で強化したものです。
    ガラス長繊維はモノフィラメント状態まで均質に分散しており発泡体は完全な独立気泡を保っています。

 

FFUは、その優れた耐食性と施工性、維持管理の容易さから、全国の下水処理場、浄水場に「合成木材」の名称で採用されています。長寿命で廃棄物削減に寄与するFFUは、環境にやさしい素材として注目を集めています。

 

施工例

 

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覆蓋(下水処理場、浄水場)

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フライト板

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角落とし

 

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